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2004年第1回インターネット証券ランキング   2004/05/17


【評価基準について】
  • 評価はストック・リサーチ独自の評価基準に基づいています。
  • コスト・サービス・商品・機能・サポートの5項目を中心に証券会社を評価しています。
  • ランキングは総合ランキングと投資家のタイプ別に作成しています。
  • ポイントは10点満点です。


 1.総合ランキング  2.積極投資派ランキング
 3.コスト重視派ランキング  4.長期資産形成派ランキング


 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
1.総合ランキング

<評価のポイント>

基本的なサービス(コスト、商品、情報、機能、サポートなど)のバランスを中心に、他社にはないサービスへの取り組み、新サービスの導入などを加味し、総合評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回
順位
前回との
比較
1 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 9.7 1
2 カブドットコム証券 http://www.kabu.com/ 9.2 2
3 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 8.8 2 ↓1
4 DLJディレクトSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 8.7 5 ↑1
4 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 8.7 4
6 オリックス証券 http://www.orix-sec.co.jp/ 8.4 7 ↑1
7 Meネット証券 http://www.me-net.jp/ 8.3 5 ↓2
7 松井証券 http://www.matsui.co.jp/ 8.3
9 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 8.0 8 ↓1
10 丸八証券 http://www.star-trade.net/ 7.9 9 ↓1

 

上位3位の評価のポイント
1位 イー・トレード証券 イー・トレード証券は、コストランキング(6位)以外のすべてで1位を獲得し、総合ランキングでは6期連続の1位となった。約定代金50万円まで700円、100万円まで900円という最低水準の手数料や米国株、先物・オプション取引まで扱う商品ラインナップ、「POWER E*TRADE」をはじめとする各種投資情報の充実、スムーズに注文できる売買画面など、コスト、商品、情報、使いやすさといったサービス全体のバランスがよくとれている点が高く評価できる。今期は、外国為替証拠金取引や米国株取引、無期限信用取引を開始するなど特に商品の拡充に注力し、他社を引き離した。ただし、自動更新株価サービスが無料で提供されていない点や注文方法が少ない点など改善の余地もある。
2位 カブドットコム証券 カブドットコム証券も前回同様の2位となった。逆指値をはじめとする多彩な注文方法や、株価や約定通知、銘柄ニュースや損益状況などを知らせてくれる充実したメールサービス、売買代金の引き落しサービスや無料で利用できる自動更新型株価「カブボードフラッシュ」など他社にはあまりない独自性の高いサービスが評価された。さらに今期は多機能型の自動更新株価ツール「kabuマシーン」の提供や、先物取引の取り扱いを開始したことが決め手となり2位を守った。
3位 マネックス証券 前回は、商品・サービス面を充実させ2位となったが、今期は新サービス開始の動きは一段落した感があり、続々と新商品を投入、サービスを開始した上位2社に引き離される形で順位を落とし3位となった。しかし順位を落としたものの、売買画面の見やすさ、大手ネット専業証券では唯一ミニ株取引、夜間取引を行っている点、また、貸し株サービスや自社カードで入出金ができるなど独自性のあるサービスは高く評価できる。


総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
2.積極投資派ランキング

<評価のポイント>

信用、先物・オプション取引といったハイリスク商品や外国株式などの取り扱い、コストの安さ(一取引ごとに手数料を支払う通常の手数料だけでなく、頻繁に売買を行なう投資家向けの定額制手数料も含む)、携帯電話への対応、売買画面の機動性、自動更新型のリアルタイム株価情報など、積極投資派に役立つサービスで評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 9.8 1
2 松井証券 http://www.matsui.co.jp/ 9.4 5 ↑3
3 DLJディレクトSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 9.3 3
4 オリックス証券 http://www.orix-sec.co.jp/ 9.2 8 ↑4
4 カブドットコム証券 http://www.kabu.com/ 9.2 2 ↓2
6 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 9.0 3 ↓3
7 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 8.4 9 ↑2
8 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 8.0 6 ↓2
8 Meネット証券 http://www.me-net.jp/ 8.0 6 ↓2
10 東洋証券 http://www.toyo-sec.co.jp/ 7.5

 

上位3位の評価のポイント
1位 イー・トレード証券 イー・トレード証券は、積極投資派ランキングでも1位となった。積極投資派1位は5期連続。1日定額制の基本手数料は1日300万円まで2000円で、一般的な料金(3000円)よりも大幅に安い。また信用取引の手数料は一律550円と最低水準。このようなコストの安さに加え、今期は、米国株や先物・オプション取引などハイリスク商品の取り扱いがポイントとなった。
2位 松井証券 松井証券は、無期限信用取引の扱いや日計り取引の片道手数料無料化など積極投資家向けのサービスを充実させたことが奏効し、順位を大幅に上げた。特に、デイトレーダーにとっては実質半額となる日計り取引の片道手数料無料化や、約定代金10万円以下の手数料の無料化など画期的な料金体系が評価された。
3位 DLJディレクトSFG証券 DLJディレクトSFG証券は、取引があれば無料で利用できる自動更新型の株価ツール「マーケットスピード」の提供や、1日定額制の手数料などデイトレーダー向けのサービスが充実している。今期は、先物・オプション取引と香港株を扱うようになったことで順位を上げた。積極投資派向け商品のラインナップはトップクラスで、米国株と香港株両方の取引が可能な証券会社は同社のみ。

 


 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
 3.コスト重視派ランキング

<評価のポイント>

株式売買委託手数料、口座管理料、情報料、サービス利用料、入出金にかかる振込手数料などのコストで評価。特に株式手数料の安さに重点をおいている。1ヶ月、または1日定額の料金体系を併用している場合はその料金体系も考慮に入れている。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 ゲット証券 http://get-sec.co.jp/ 8.8 1
2 日本協栄証券 http://www.kyoei-sec.co.jp/ 8.6 2
3 東洋証券 http://www.toyo-sec.co.jp/ 8.3 3
4 ウツミ屋証券 http://www.utsumiya.co.jp/ 8.1 4
5 内藤証券 http://www.naito-sec.co.jp/ 8.0 5
6 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 7.9 6
7 ジェット証券 http://www.jetsnet.co.jp/ 7.8 8 ↑1
8 エイチ・エス証券 http://www.hs-sec.co.jp 7.7 10 ↑2
8 センチュリー証券 http://www.centurysec.net/ 7.7 6 ↓2
10 丸八証券 http://www.star-trade.net/ 7.3

上位3社の評価のポイント
1位 ゲット証券 ゲット証券の手数料は売買代金1000万円まで710円、1000万円超3000万円までは1500円。売買代金1000万円までの平均手数料でみると、一取引ごとに手数料を支払う通常の料金体系の中で最安値といってよい。口座管理料、利用料といった固定費は無料だが、売買代金の振込手数料は入金時、出金時とも顧客負担となっている。
2位 日本協栄証券 日本協栄証券は、前回まで信用取引口座を開いているか否かで手数料が異なり、信用取引口座の開設で一律500円、開いていなければ1000円であったが、手数料が改定され現物1000円、信用500円となった。これにより顧客によっては現物手数料が2倍になるが、一日定額手数料を約定代金300万円まで1500円という最低水準で導入したことにより、前回と変わらず2位となった。
3位 東洋証券 東洋証券は、一取引ごとに手数料を支払う一般手数料と1ヶ月定額の会員手数料の併用制をとる。一般手数料は売買代金100万円まで800円で、100万円超は超過分に0.015%(または0.01%)を加算する。約定代金300万円程度までは最低水準といってよい。1ヶ月定額(会員)の手数料は月60回・または1億5000万円まで1万円。会員手数料は売買頻度の高いデイトレーダーには最安値になるケースが多い。

 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
4.長期資産形成派

<評価のポイント>

商品種類は豊富か、電話や店舗におけるサポート体制が整っているか、資産管理ツール(ポートフォリオ機能、損益計算機能とその見やすさ)や銘柄スクリーニング機能があるか、アナリストレポートや銘柄関連情報などは豊富か、利便性の高い入出金サービスがあるか(ホームページ上での資金移動やカードによる入出金など)、などで評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 9.4 3 ↑2
2 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 9.2 1 ↓1
3 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 9.1 2 ↓1
4 カブドットコム証券 http://www.kabu.com/ 9.0 4
5 野村証券 http://www.nomura.co.jp/ 8.4 6 ↑1
6 日興コーディアル証券 http://www.nikko.co.jp/SEC/ 8.3 5 ↓1
7 DLJディレクトSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 8.1 7
7 Meネット証券 http://www.me-net.jp/ 8.1 7
9 大和証券 http://www.daiwa.co.jp/ 7.8 10 ↑1
10 丸八証券 http://www.star-trade.net/ 7.7 9 ↓1

上位3位の評価のポイント
1位 イー・トレード証券 イー・トレード証券は、長期資産形成派ランキングでは初の1位を獲得。主に商品の拡充を図ったことが寄与し前回の3位から順位を上げた。投信、各種債券、外貨建てMMFから無期限信用取引、先物・オプション、米国株まで、幅広い投資家層に向けた品揃えになったといえる。その他アカウントアグリゲーションサービス(複数の金融機関の残高や履歴などが一覧できるサービス)やネット銀行5行・郵貯と提携した入出金サービスなどきめ細かいサービスも豊富で、投資家のレベルを問わず誰でも利用しやすい。
2位 マネックス証券 マネックス証券は、日々の資産管理に便利なアカウントアグリゲーションサービスやポートフォリオのアドバイスツール「マネープランナー」、ネット専業証券で唯一自社カードを発行している点、アナリストレポートの種類が豊富な点などが評価され2位を獲得した。
前回は商品や情報サービスの拡充により1位を獲得したものの、今回は新商品を次々と投入したイー・トレード証券に追い抜かされる形で順位を落とし2位となった。
3位 日興ビーンズ証券 日興ビーンズ証券は、今回イー・トレード証券が順位を上げたことで1ランク下がったが、投信専用のサポートデスクや資産ポートフォリオ機能、信用シミュレーター、アカウントアグリゲーションサービスなど、長期的な資産運用に役立つサービスが豊富であることが高く評価された。逆指値注文や商品先物取引といった新サービスの導入も寄与した。

 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
2004年 第1回ランキング総評

 今回のランキングは、2003年5月から2004年4月までの1年間のサービス内容を反映したものとなっている。ランキングの対象となるネット証券は、個人投資家がインターネットで現物株取引ができる証券会社としており、投資信託専門や先物・オプション取引などデリバティブ商品専門の証券会社、コールセンターでのみ現物株を扱う証券会社などは含まない。この基準による現在のネット証券の数は2004年4月末現在で43社(前回の2003年6月時点は47社(※))。
  (※)2003年6月末から2004年4月末までの増減は下記の通り
   5社減:あさひリテール証券、日本グローバル証券、丸近証券がネット取引から撤退し、ひまわり証券は現物株取
   引を電話対応のみとした。SMBCフレンド証券と泉証券が合併(合併後はSMBCフレンド証券に)。
   1社増:廣田証券が現物株(単位株と端株)のみの扱いでインターネット取引サービスを開始。
 今期は、無期限信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引といったハイリスク商品の取り扱い、1日定額制の導入、日計り取引における片道手数料の無料化など積極投資家層に向けたサービスの拡充が目立った。また、松井証券やカブドットコム証券ではそれぞれ約定代金10万円以下、1万円以下の手数料を無料化するなど新たな手数料サービスも登場した。
 商品について各社の動きを見ると、まず無期限信用取引については、2003年6月に松井証券が取り扱いを開始、その後はしばらく扱う証券会社は登場しなかったが、2004年3月にオリックス証券と岩井証券が、4月にイー・トレード証券とウツミ屋証券が開始した。このうちウツミ屋証券、岩井証券、松井証券は、6ヶ月超の返済手数料が無料、オリックス証券は一律300円という手数料体系をとる。
 この1年で外国為替証拠金を開始したのは、岩井証券、エイチ・エス証券、オリックス証券、DLJディレクトSFG証券、ジェット証券の5社で、先物・オプション取引を開始したのがイー・トレード証券、オリックス証券、DLJディレクトSFG証券の3社、この他にはイー・トレード証券が米国株を、DLJディレクトSFG証券が香港株取引を開始した。
 コスト面では、松井証券、カブドットコム証券の少額取引手数料の無料化以外にも、日計り取引の片道手数料を無料にするサービスも登場している。現在は、松井証券、日興ビーンズ証券、DLJディレクトSFG証券の3社がこの料金体系をとる。1日何回取引しても手数料は定額とする1日定額制の料金体系を利用し日計り取引をした場合、その片道分は無料にするというもので、デイトレーダにとっては手数料が実質的に半額となる。
 以上のように、今期はそれまでにない新サービスが登場し広がりをみせたことが大きな特徴であり、これらの取り組みに積極的だったイー・トレード証券、DLJディレクトSFG証券、オリックス証券、松井証券などが今回のランキングでも健闘している。
 カテゴリー別に見ていくと、総合ランキングではコストとサービスのバランスがとれたイー・トレード証券が6期連続で1位を獲得した。今回は、上位の顔ぶれにほとんど変化はなかったものの、上位各社が新サービスの導入に積極的だったことが大きな特徴といえる。カブドットコム証券は、先物・オプション取引の取り扱い、少額取引手数料の無料化、自動更新型株価ソフトの導入、DLJディレクトSFG証券は日計り取引の片道手数料の無料化、先物・オプション取引と香港株の取り扱い、日興ビーンズ証券は逆指値注文や商品先物の取り扱いなどを開始している。今回1位のイー・トレード証券も同様で、特に新商品を拡充したことで他社を引き離した。
 積極投資派ランキングは、前述のハイリスク商品の取り扱いと定額手数料の広がりを考慮し、従来よりも信用取引サービス(無期限信用取引の有無も含む)や先物・オプション、外国株などの商品の有無、定額手数料の安さなどを重視したため、これらのサービスを拡充させたイー・トレード証券、松井証券、DLJディレクトSFG証券、オリックス証券が順位を上げまたは上位を守る結果となった。
 コストランキングは、(一取引ごとに手数料を支払う)通常の手数料にほとんど変化がなかったため、前回とほぼ同様の結果となった。日本協栄証券は1日定額手数料を1日300万円まで1500円という最安値で導入したことで2位を守った。この1日定額制についてもう少し詳しく触れておくと、昨年・今年とこの料金体系を導入する証券会社が増え、現在では12社で1日定額制のみ、あるいは通常手数料との併用制をとる。それまで一般的な定額料金は1日約定代金300万円まで3000円(約定代金が300万円増えるごとに3000円加算)であったが、新規導入組は料金を1500円〜2500円に、または約定代金を400万円に引き上げるなどして差別化を図っている。
 コストには株式手数料以外に利用料や株式の保護預り手数料といった固定費もあるが、これらは無料というのが一般的だ(大手証券会社で株式を購入した場合に保護預り手数料がかかることがある)。そのなかで唯一口座維持手数料が必要だった日興ビーンズ証券(預入残高30万円未満で月2000円の口座維持手数料)が今年からこれを撤廃、全社で利用料は不要となった。
 長期資産形成派ランキングでは、商品を拡充したイー・トレード証券が初の1位を獲得した。マネックス証券や日興ビーンズ証券はそれぞれミニ株や投信サポート、税務関連サービスなどの初心者向けサービスが充実していることがポイントとなり、上位を守っている。
 このカテゴリーは、コストよりも品揃えやサポート、資産管理機能などを重視しているため、店舗や電話でサポートが受けられる店舗型の証券会社が10位以内に入ってくる。コールセンターのサービスに着目すると、野村証券は他社にはほとんど見られない休日サポートがあり、平日の対応時間も長い。7位のMeネット証券も電話サポートに特徴があり、平日のサポート時間が24時間という他社にはないサービスを提供している。その他の証券会社では、DLJディレクトSFG証券と丸八証券は豊富な品揃えが寄与し上位に入った。

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