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第3回ネット証券ランキング   2001/02/12


【評価基準について】
  • 評価はストック・リサーチ独自の評価基準に基づいています。
  • コスト・サービス・商品・機能・サポートの5項目を中心に証券会社を評価しています。
  • ランキングは投資家のタイプ別に作成しています。
  • ポイントは10点満点です。


1.積極投資派ランキング 2.バランス重視派ランキング
3.コスト重視派ランキング 4.長期資産形成派ランキング


 積極投資派バランス重視派コスト重視派長期資産形成派総評
1.積極投資派

<評価のポイント>

売買画面の機動性、リアルタイム株価サービス等積極投資に必要な情報が充実しているか、信用取引、オプション取引が可能か、コストは安いか、特に頻繁に売買を行なう投資家向けのコスト体系もあるか、iモードには対応しているかなど積極投資家にとって重要なサービスに重点をおいて評価している。機動的な入出金サービスがあるか、電話注文の併用も可能か、その際の手数料は安いか、なども考慮に入れている。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 松井証券 http://www.matsui.co.jp/ 8.9 1
2 DLJdirectSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 8.7 2
2 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 8.7 5 ↑3
4 丸三証券 http://www.03trade.com/ 8.5 3 ↓1
5 内藤証券 http://www.naito-sec.co.jp/ 8.3
6 日本オンライン証券 http://www.kabu.com/ 7.8 6
6 E*トレード証券証券 http://www.etrade.ne.jp/ 7.8
8 オリックス証券 http://www.orix-sec.co.jp/ 7.7 4 ↓4
9 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 7.2 6 ↓3
10 イー・ウイング証券 http://www.ewing.co.jp/ 7.0

 

上位3位の評価のポイント
1位 松井証券 信用取引、オプション取引の取引・情報サービス、積極投資家向けの手数料体系が評価され、前回と同様の1位を獲得した。DLJ、岩井の追い上げを交わして1位となったポイントは前述の手数料体系をさらに改定し、1日の取引回数の制限を撤廃したこと、iモードによる情報サービスも開始したことなどが挙げられる。
2位 DLJdirectSFG証券 前回のランキングにおいて評価されたリアルタイム株価ソフト「マーケット・スピード」は、9月にバージョンアップされ、今回も高ポイントを獲得している。日中足、3本気配値表示、注文画面におけるリアル株価・チャート表示など、デイトレーダー向けの情報は以前にも増して充実している。また、積極投資家向けの商品(取引)のも目立つ。数種類のカバードワラントを扱い、信用取引も昨年の8月末から行なっている。従来から評価されている売買画面の見やすさ、一律1900円(成行)、2500円(指値)の手数料、iモードサービスもポイントに貢献している。
2位 岩井証券 岩井証券も松井証券同様、信用取引、オプション取引サービスでポイントを獲得しているが、前回の5位から2位へと大きく順位を上げたのは、昨年10月に大幅なコストの引き下げを行なったことと(コストランキング参照)、12月からiモードによる取引サービスを開始したことによる。iモードでは信用取引も可能で、積極投資家向けのサービスは従来以上に充実してきたといえる。

積極投資派バランス重視派コスト重視派長期資産形成派総評
2.バランス重視派

<評価のポイント>

基本的なサービス(コスト、商品、機能、サポートのバランス)と他社にはないサービスへの取り組み、新サービスの導入など、サービスの豊富さとそれらのバランスなどをポイントに評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 DLJdirectSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 9.0 1
2 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 8.9 2
3 E*トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 8.6 4 ↑1
4 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 8.5 2 ↓2
5 東京三菱TDウォーターハウス証券 http://www.tmtdw.com/ 8.2 8 ↑3
5 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 8.2 10 ↑4
7 丸三証券 http://www.03trade.com/ 8.1 6 ↓1
8 日本オンライン証券 http://www.kabu.com/ 7.9
9 イー・ウイング証券 http://www.ewing.co.jp/ 7.2 5 ↓4
10 野村証券 http://www.nomura.co.jp/ 6.9

 

上位3位の評価のポイント
1位 DLJdirectSFG証券 前回同様、初心者からセミプロ級までを対象とした幅広いサービス内容が評価され、1位を獲得した。
操作性のよい売買画面やマーケットスピード、比較的低価格でシンプルな手数料体系、投信の品揃え(40本以上)やポイントによる投信手数料の還元サービスなど、初心者向けサービスを充実させる一方、上級投資家の満足するサービスにも力を入れている。信用取引は昨年8月末から開始、マーケットスピードもバージョンアップし、従来以上にデイトレードに役立つ機能を付加している。iモードサービス、銘柄レーティング情報など、バラエティーに富んだサービスを提供している。
2位 日興ビーンズ 株式、投信を中心とした商品の幅広さや豊富な情報・機能、売買画面・情報画面の見やすさなど幅広いサービスが評価された。100本以上の投資信託を取扱い、投信専用のサポートデスクを設けるなど長期的な資産運用のサポートを行なう一方、12月からはカバードワラントの取扱も開始するなど、積極投資家向けのサービスも拡充させている。カバードワラントの取引や情報収集はiモードにおいても可能となっている。IPO名柄の取扱や従来から提供されている株価の銘柄スクリーニング機能やアナリスト・レポートなども評価された。
3位 E*トレード 株式はほとんどの市場の銘柄を取り扱い、投信の本数は300本をこえる。IPO名柄の取扱にも積極的で、商品面でのポイントは高い。また、情報サービスも充実しており、銘柄レーティング情報や、業績修正銘柄・株式分割予定銘柄などのきめこまかな銘柄情報も提供している。売買画面も機能的になり、株価や気配、売買単位などの情報がわかりやすく表示されている。銘柄スクリーニング機能も付加され、昨年11月からはiモード取引・信用取引が可能となった。さらに1月からは富士銀行と提携した入手金サービスも開始するなど、昨年から今年にかけてサービスの充実ぶりには目を見張るものがある。

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3.コスト重視派

<評価のポイント>

コストについては、株式売買委託手数料、口座管理料、情報料、サービス利用料、入出金にかかる振込手数料を中心に評価。特に売買手数料の安さに重点をおいている。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 ゲット証券 http://get-sec.co.jp/ 8.8
2 内藤証券 http://www.naito-sec.co.jp/ 8.2
3 ジェット証券 http://www.jetsnet.co.jp/ 8.0 1 ↓2
4 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 7.3
5 イー・ウイング証券 http://www.ewing.co.jp/ 6.8 4 ↓1
6 アイザワ証券 http://www.aizawabtc.com/ 6.7 3 ↓3
7 日本グローバル証券 http://www.npglobal.co.jp/ 6.6 5 ↓2
8 日本協栄証券 http://www.kyoei-sec.co.jp/ 6.5 6 ↓2
9 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 5.7 7 ↓2
10 HIS協立証券 http://www.his-kyoritsu.co.jp/ 5.6 2 ↓8

 

上位3位の評価のポイント
1位 ゲット証券 ゲット証券は、「売買代金1000万円まで710円」という手数料の安さをサービスの目玉として、昨年(2000年)8月末に参入。約定代金1000万円超〜3000万円でも1500円となっており、この価格帯でもポイントを獲得した。口座管理料や利用も無料でトータルコストも安く、他社を引き離しての1位となった。ただし、振込手数料は入出金とも顧客負担。
2位 内藤証券 内藤証券は昨年、6月と11月の2度にわたり手数料の引き下げを行なった。6月には最低手数料を500円とし、11月には0.2%だった手数料率を150万円まで0.09%に引き下げ、150万円超1000万円以下は1350円とした。この改定で、手数料は約定代金50万円の場合で500円、100万円の場合で900円、さらには1000万円でも1350円と投資金額に関わらずリーズナブルな価格となっている。入出金時の振込手数料は振込人負担となっている。
3位 ジェット証券 約定代金100万円まで747円、100万円超3000万円以下は1500万円という安さで前回は1位を獲得したが、ゲット証券の「710円」での参入と、内藤証券の手数料引き下げにより残念ながら今回は3位となった。口座管理料、情報料は無料。入出金時の振込手数料は顧客負担だが、2001年3月までは証券会社から顧客への振込手数料は証券会社負担となっている。


 積極投資派バランス重視派コスト重視派長期資産形成派総評
 4.長期資産形成派

<評価のポイント>

電話や店舗におけるサポート体制が整っているか(電話サポートの場合はサポート時間も考慮)、資産管理ツール(ポートフォリオ機能、損益計算機能とその見やすさ)や銘柄スクリーニング機能はあるか、長期資産を念頭においた情報(アナリストレポートや銘柄関連情報)は豊富か、商品種類は豊富か、などをポイントに評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 野村証券 http://www.nomura.co.jp/ 9.1 1
2 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 8.9 2
3 東京三菱TDウォーターハウス証券 http://www.tmtdw.com/ 8.5 6 ↑3
4 E*トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 8.3 5 ↑1
5 DLJdirectSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 8.2 7 ↑2
6 大和証券 http://www.daiwa.co.jp/ 8.0 3 ↓3
6 日興証券 http://www.nikko.co.jp/SEC/ 7.7
8 丸八証券 http://www.maruhachi-sec.co.jp/ 7.5 4 ↓4
9 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 7.2 8 ↓1
10 日本オンライン証券 http://www.kabu.com/ 7.0

 

上位3位の評価のポイント
1位 野村証券 インターネット、電話、窓口での注文・情報収集が可能である点が強み。ミニ株(昨年11月から約1000銘柄に倍増)、投信、CB、IPO銘柄など商品種類も豊富で、長期にわたって商品の入れ替えをしながら投資をすることが可能である。
資産管理機能が充実していることも野村証券の特徴の1つで、昨年12月には従来から提供されている「アセットレビュー」に、株式のポートフォリオ機能が加わった。アナリストレポートや日経テレコン21など情報面も前回同様高いポイントを獲得している。
2位 日興ビーンズ証券 株式はほとんどの市場の銘柄(地方単独上場銘柄は除く)、投資信託は100本以上取扱う。投資信託については、積立専用口座を設けたり、投信専用のサポートデスクを設置するなど、これから株と投信を中心に長期的に資産運用しようという投資家へのサービスが充実している。また、投資信託の情報画面も評価できる。商品分類や基準価額のチャート、分配金などの商品情報がコンパクトにまとまっており、初心者にも商品の内容が理解しやすいものとなっている。
銘柄スクリーニング機能やアナリストレポート等、銘柄選びに役立つ情報やツールが豊富であることからも、情報収集をしながらじっくり投資をしたい投資家向きの証券会社といえるだろう。
3位 東京三菱TDウォーターハウス証券 電話による24時間体制の注文受付・サポートサービスが高く評価された。このようなサポートがあるのは同社のみ。インターネットよる注文も24時間可能である(一部の時間帯を除く)。投資信託にも力をいれており、。取扱本数は100本以上で、投信の銘柄選びに役立つファンドの検索機能もある。
昨年12月には米国株の取扱いや、iモードによる取引・ニュースサービスを開始し、サービスの幅を広げた。また、500万円まで成行1900円、指値2500円という比較的低価格の手数料も魅力である。

 積極投資派バランス重視派コスト重視派長期資産形成派総評
 第3回ランキング総評

 今回は10月から12月にかけてコンスタントにサービス内容の向上をはかった証券会社が上位をキープし、自社の個性を全面に押し出す形でサービスを向上させた証券会社、サービスの幅を広げた証券会社が順位を上げる形となった。
 12月中旬から下旬にかけて、モバイル対応の動きが目立ったが、iモードによる取引サービスを開始、あるいはサービス内容のリニューアルを行なった6社はいずれも自社の「得意分野」をiモードに乗せた形でiモードサービスをスタートさせている。E*トレード、岩井、オリックス、丸三の4社は信用取引、東京三菱TDウォーターハウス証券は米国株取引、東洋証券はアジア株取引がiモードで行なえるようになった。
 サービスの幅を広げたことで上位に食い込んだのは、E*トレード、東京三菱TDウォーターハウスの2社。E*トレードは信用取引を開始し、売買画面の使い勝手の向上を図ったことが評価され、積極投資・バランス重視・長期資産形成の3カテゴリーで順位を上げた。東京三菱TDウォーターハウスは24時間サポートとiモードサービスの大幅なリニューアル、外国株式の取扱などの個性的なサービスが決め手となりバランス重視派5位、長期資産形成派ではベスト3入りを果たした。
 一方、決してサービス内容は悪くはないが追い上げ組の猛追を交わすほどの決め手に欠けていた証券会社やコストを値上げした証券会社は順位を下げた。とはいえ、前々回、前回のランクキングに顔を出している証券会社は、従来から評価の高いサービスを提供しているため、ほぼ7割はベスト10内に残っている。
 今回のランキングのもう1つの特徴は、コスト重視派で上位に入った証券会社がその他のカテゴリーでも健闘していることだ。内藤証券は積極投資派、岩井証券は積極投資家、バランス重視派でも上位に入っている。信用取引が可能(岩井・内藤)でアジア株を取扱う(内藤)といった、どちらかというと上級投資家向けの証券会社が手数料を大幅に引き下げたことでこのような結果になったといえる。

 なお、今回のランキングは昨年12月末までの動きを反映したものであり、1月以降開始のサービスは考慮に入れていない。しかし、今年に入り、入出金サービスや取引画面のリニューアル等、サービスをを拡充する証券会社が増えているため、次回のランキングは大幅な変動も予想される。

 その他各カテゴリーのランキングについて
 ●積極投資派
 信用取引が可能な証券会社のうち、コストを大幅に下げた内藤と岩井、11月から信用取引を開始したE*トレードが順位を上げた。
 積極投資派ランキングに入っている証券会社の中で信用・オプション取引ができない証券会社(日本オンライン証券やマネックス証券)は売買画面の使い勝手のよさ(2社共通)や注文方法のバリーション、iモード対応(日本オンライン)、入出金サービスの利便性(マネックス)など機能面でのポイントが高い。
 ●バランス重視派
 今回もバランス重視派で1位を獲得したDLJディレクトSFG証券は大幅なサービスの変更はないものの、マーケットスピードのバージョンアップや、投信手数料の還元など新サービスの投入は怠らずに続けたことで他社の追撃を交わし、3回連続で首位の座を守った。
 ●コスト重視派
 大幅に値下げを行なった内藤と岩井が健闘。逆にHIS協立が1000万円以下で値上げしてしまったことで、あわや圏外というところまで順位を下げた。振込手数料の証券会社負担サービスを取りやめたり、情報利用料を原則有料化する証券会社も出てくるなど、コストの値上げの動きも目立つ中、イー・ウイングやE*トレードなどなど入出金に関する新サービス導入する証券会社もあった。今後もコストまわりのサービスを改定する証券会社は増えると思われるため、これらの情報には注意したい。
 ●長期資産形成派
 前回同様、野村と日興ビーンズが強い。野村は12月からQUICK野村版の機能を追加、株式のポートフォリオ機能も付加するなど、資産管理機能の充実に力を入れいている。アナリストレポートや日経テレコンなど情報面でのリードにも変化はない。
 日興ビーンズも昨年10月から1月にかけ、たてつづけにサービスの向上をはかっている。10月にはiモードサービスをリニューアルし、情報内容も充実させた。従来から評価の高い売買画面、銘柄登録画面、株価情報画面もより詳細で見易いものにした。カバードワラントの取扱を開始するなど上級投資家向けのサービスにも力を入れ、サービスの幅を広げている。
 3位となった東京三菱TDウォーターは24時間体制の電話サポートと投信サービスがポイントとなった。iモードでの外国株取引など個性的なサービスを豊富に展開している。

最後に
現在は以上のような充実したサービスが無料で受けられるが、今後は手数料の値上げや情報利用料の有料化など、コスト回りの見直しがはかられていくと思われる。利用料とサービス内容のバランスがどのように変化するかが注目される。

 

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