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2003年第1回インターネット証券ランキング   2003/06/15


【評価基準について】
  • 評価はストック・リサーチ独自の評価基準に基づいています。
  • コスト・サービス・商品・機能・サポートの5項目を中心に証券会社を評価しています。
  • ランキングは総合ランキングと投資家のタイプ別に作成しています。
  • ポイントは10点満点です。


 1.総合ランキング  2.積極投資派ランキング
 3.コスト重視派ランキング  4.長期資産形成派ランキング


 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
1.総合ランキング

<評価のポイント>

基本的なサービス(コスト、商品、情報、機能、サポートなど)と他社にはないサービスへの取り組み、新サービスの導入など、サービスの豊富さとそれらのバランスなどをポイントに評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回
順位
前回との
比較
1 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 9.4 1
2 カブドットコム証券 http://www.kabu.com/ 9.2 3 ↑1
2 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 9.2 4 ↑2
4 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 9.1 2 ↓1
5 DLJディレクトSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 8.9 4 ↓1
5 Meネット証券 http://www.me-net.jp/ 8.9 6 ↑1
7 オリックス証券 http://www.orix-sec.co.jp/ 8.2 7
8 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 7.9 8
9 丸八証券 http://www.star-trade.net/ 7.8 9
10 野村証券 http://www.nomura.co.jp/ 7.7 10

 

上位3位の評価のポイント
1位 イー・トレード証券 総合ランキングでは、イー・トレード証券が5期連続で1位を獲得した。積極投資派ランキングでも1位、コストランキングでは6位、長期資産形成派ランキングでは3位。すべてのカテゴリーでベスト10に入っているのは同社のみで、コストとサービスのバランスが非常によい証券会社といえる。操作性のよい取引画面や、自動更新型の株価ツール「POWER E*TRADE」、投資信託の多さ、ネット銀行5行・郵貯など提携する利便性の高い入出金サービスなど、初心者から上級者まで幅広い投資家に対応したサービスを提供している。
2位 カブドットコム証券 カブドットコム証券は前回から1ランクアップし、2位となった。積極投資派ランキングも前回から2ランクアップして2位、長期資産形成派ランキングでも1ランクアップの4位となるなど、躍進した。コストランキングでは、ベスト10には入っていないものの、比較的安めの料金体系をとっており、バランスはよいと言える。また、他社にはない売買代金の引き落しサービスや、無料で利用できる自動更新型株価サービス(カブボードフラッシュ)も高く評価できる。
2位 マネックス証券 昨年末から今年にかけ、商品・サービス面を充実させ、前回から2ランクアップの2位となった。長期資産形成派ランキングでは今回初の1位、積極投資派ランキングでも初のトップ10入りで6位となっている。昨年12月には信用取引を、今年に入ってからは、貸し株サービス、為替証拠金取引を開始。また、4月からは売買頻度の高い投資家に向け1日定額制を採用し、従来の料金との併用制とした。これまでは初心者向けのサービスの拡充に努めてきた同社であるが、これらのサービスの開始によって、幅広い投資家に対応できる体制が整ってきたといえる。


総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
2.積極投資派ランキング

<評価のポイント>

信用取引を中心にオプション取引、カバードワラント、外国株といったリスク商品の取扱い、コストの安さ(頻繁に売買を行なう投資家向けのコスト体系もあるかも含む)、iモードをはじめとした携帯電話への対応、売買画面の機動性、注文方法の多様性、自動更新型のリアルタイム株価のような積極投資に必要な情報など、積極投資派にとって必要なサービスに重点をおいて評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 9.6 1
2 カブドットコム証券 http://www.kabu.com/ 9.4 4 ↑2
3 DLJディレクトSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 9.2 3
3 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 9.2 2 ↓1
5 松井証券 http://www.matsui.co.jp/ 9.0 4 ↓1
6 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 8.8
6 Meネット証券 http://www.me-net.jp/ 8.8
8 オリックス証券 http://www.orix-sec.co.jp/ 8.7 6 ↓1
9 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 8.5 7 ↓1
10 丸三証券 http://www.03trade.com/ 8.1 9 ↓1
10 丸八証券 http://www.star-trade.net/ 8.1 8 ↓2

 

上位3位の評価のポイント
1位 イー・トレード証券 イー・トレード証券は、積極投資派ランキングでは4期連続の1位。自動更新型株価サービス「POWER E*TRADE」やネット銀行からリアルタイムで入金ができる決済サービス、1日定額制の現物株の手数料や一律550円という信用取引手数料など積極的に売買する投資家に向けたサービスが充実している。4月からは外国為替証拠金取引を開始した。
2位 カブドットコム証券 逆指値や±指値など注文方法のバリエーションは47社中トップ。特殊な注文方法に対応する手数料体系もあるなど、投資家のリスクに応じた柔軟な取引ができるようになっているのが同社の最大の特徴である。4月からは、株価指数オプション取引も開始(売り建ても可能)。
3位 DLJディレクトSFG証券 DLJディレクトSFG証券はデイトレーダー向けのサービスが充実している。その代表が自動更新型の株価ツール「マーケットスピード」である。情報提供だけにとどまらず、発注や口座管理などの機能もあり、積極的に売買する投資家には非常に使い勝手がよい。しかも取引があれば無料になる。また、コスト面においても1日定額制の併用型で、デイトレーダー向きといえる。
3位 日興ビーンズ証券 日興ビーンズ証券は、手数料は1日定額制、信用取引ルールは保証金率・維持率はそれぞれ30%・25%とほぼ業界最低水準、また、有料だが、自動更新型のリアル株価ツール「Beans Market Walker」を提供するなど、パワーユーザー向けのサービスに力を入れている。先頭指値、優先指値、リバース注文など注文方法も豊富である。

 


 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
 3.コスト重視派ランキング

<評価のポイント>

株式売買委託手数料、口座管理料、情報料、サービス利用料、入出金にかかる振込手数料(振込手数料が無料になるケース*があるかも含め)を中心に評価。特に売買手数料の安さに重点をおいている。1ヶ月、または1日定額の料金体系を併用している場合はその料金体系も考慮にいれている。

*振込手数料の安い郵貯ぱるるが利用できるか、ネット銀行と提携した入金の無料サービスがあるかなど


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 ゲット証券 http://get-sec.co.jp/ 8.8 1
2 日本協栄証券 http://www.kyoei-sec.co.jp/ 8.5 2 ↑1
3 東洋証券 http://www.toyo-sec.co.jp/ 8.4 4 ↑1
4 ウツミ屋証券 http://www.utsumiya.co.jp/ 8.3 4
5 内藤証券 http://www.naito-sec.co.jp/ 8.2 2 ↓3
6 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 8.1 6
6 センチュリー証券 http://www.centurysec.net/ 8.1
8 ジェット証券 http://www.jetsnet.co.jp/ 7.7 8
9 岩井証券 http://www.iwaisec.co.jp/ 7.5 9
10 エイチ・エス証券 http://www.hs-sec.co.jp 7.4
7 ↓3

上位3社の評価のポイント
1位 ゲット証券 ゲット証券の手数料は売買代金1000万円までは710円、1000万円超は1500円で、口座管理料、利用料といった固定費は無料。同社の取り扱い商品は、現物株式・上場投信(ETF)のみであるため、その分手数料が安くなっているといえる。ただし、売買代金の振込手数料は入金時、出金時とも顧客負担となっている。
2位 日本協栄証券 日本協栄証券は、信用取引口座の有無で手数料が異なるため、3位となったが、信用取引口座を開いていれば、一律500円となるため、最安値となる。ただし、現物口座のみでは、売買頻度によって1000円または500円の2種類となる。手数料が500円となる売買頻度はおおよそ月10回以上。頻度の高い投資家には、現物口座のみでも最安値となる。
3位 東洋証券 東洋証券は、一取引ごとに手数料を支払う通常の手数料と、1ヶ月定額の併用制をとるが、通常の手数料を3月に改定した。一般用と会員用があるが、一例として、売買代金100万円まで800円で、100万円超は超過分に0.015%(または0.01%)を加算。上限3000円と、多少複雑な計算となる。1ヶ月定額の料金はこれまでと変わらず、月60回までで手数料は1万円。口座管理料などの固定費は無料で、振込手数料は振込人負担。ただし外国株(同社は中国株を扱う)を買った場合は外国株の口座管理料(年間3150円)が必要。

 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
4.長期資産形成派

<評価のポイント>

商品種類は豊富か、電話や店舗におけるサポート体制が整っているか、資産管理ツール(ポートフォリオ機能、損益計算機能とその見やすさ)や銘柄スクリーニング機能、チャート分析ツール等はあるか、アナリストレポートや銘柄関連情報は豊富か、利便性の高い入出金サービスがあるか(ホームページ上での資金移動やカードによる入出金など)、投資教育コンテンツの有無などで評価している。


順位 証券会社 URL ポイント 前回順位 前回との比較
1 マネックス証券 http://www.monex.co.jp/ 9.2 5 ↑4
2 日興ビーンズ証券 http://www.nikkobeans.co.jp/ 9.1 1 ↓1
3 イー・トレード証券 http://www.etrade.ne.jp/ 9.0 3
4 カブドットコム証券 http://www.kabu.com/ 8.9 5 ↑1
5 日興コーディアル証券 http://www.nikko.co.jp/SEC/ 8.6 2 ↓3
6 野村証券 http://www.nomura.co.jp/ 8.4 3 ↓3
7 DLJディレクトSFG証券 http://www.dljdirect-sfg.co.jp/ 8.1 9 ↑2
7 Meネット証券 http://www.me-net.jp/ 8.1 8 ↑1
9 丸八証券 http://www.star-trade.net/ 7.8 7 ↓2
10 大和証券 http://www.daiwa.co.jp/ 7.4 10

上位3位の評価のポイント
1位 マネックス証券 マネックス証券は、長期資産形成派ランキングにおいて、初の1位となった。昨年末から今春にかけてサービスを大幅に拡充させた結果といえる。信用取引や外国為替証拠金取引の開始、新証券税制に対応した申告サポートサービス、自動更新型のリアルタイム株価ツールや上級者向けの取引ツールのリリースなど、商品・サポート・機能といったあらゆる面でサービスが向上している。その他、アカウントアグリゲーションサービス、アナリストレポート、銘柄検索機能、そしてネット専業証券では同社だけが提供している自社カードを使って入出金ができるサービスなど長期投資や日々の資産管理に便利なサービスなども評価できる。
2位 日興ビーンズ証券 日興ビーンズ証券は、商品や情報の豊富さ、投信関連のサポートサービス、アカウントアグリゲーション、ネット銀行を利用した入出金サービスなどが充実している。特に投信関連のサービスが充実しており、取扱本数は約100本で、積立投信も扱う。初心者に便利な投信専用のサポートデスクも設置されている。アナリストレポートや資産ポートフォリオ機能、信用シミュレーターなど銘柄選びや資産管理といった長期的に投資をするのに役立つ情報や機能が豊富であることも評価できる。
3位 イー・トレード証券 イー・トレード証券は、現物・信用株式、投信、カバードワラント、各種公社債、外国為替証拠金取引(4月から取り扱い開始)など取り扱い商品が豊富であり、投信は最も多い300本超を扱う。アカウントアグリゲーションやネット銀行5行・郵貯などと提携した利便性の高い入出金サービス、商品ごとに設けられた商品解説やコンテンツなどきめ細かいサービスも充実している。現在、コールセンターのみでの扱いとなっている公社債の一部や、MMF、外貨建てMMFがネットで申込めるようになるとさらに便利になるだろう。

 総合積極投資派コスト重視派長期資産形成派総評
2003年 第1回ランキング総評

 ネット証券ランキングの対象は、1)インターネットで、2)少なくとも日本株の現物取引ができる証券会社としている。今回は、5月10日までのサービスについて評価した。前回(2002年9月)からこの間にネット証券は6社減少(※)し、現在47社となっている。新規参入は、昨年9月の立花証券の参入以降はない。また、7月には日本グローバル証券が撤退する予定である。
(※)4社撤退、2社は合併による。詳細は次の通り。
2002年10月:アイザワ証券と平岡証券が合併しアイザワ証券に
2002年11月:いちよし証券が撤退
2002年12月:日の出証券、丸福証券が撤退
2003年3月:BNPパリバ証券会社が撤退
2003年4月:明光ナショナル証券とさくらフレンド証券が合併し、SMBCフレンド証券に
 
 今回も前回と同様に、信用取引を扱う証券会社が増えている。マネックス証券(02年12月)、センチュリー証券(03年2月)、東洋証券(03年3月)、Meネット証券(03年4月)の4社が信用取引を開始している。これにより信用取引ができる証券会社は47社中26社となった。さらにiモードでの信用取引サービスを開始した証券会社も2社あった。
 また、今年に入ってから、1日定額制の手数料(松井証券の「ボックスレート」に代表される、1日一定額の手数料で何回も取引できる料金体系)を導入する証券会社が増えている。1月〜4月で、センチュリー証券、オリックス証券、マネックス証券、岩井証券の4社が1日定額制を導入し、通常の手数料との併用制とした。4社とも、(1日の)売買代金の計算においては、現物・信用、市場の別を問わず売買代金の合算が可能である。松井証券も4月からボックスレートをこのタイプに変更した。それまで、同社のボックスレートは、取引市場が異なると別計算、また現物と信用も別々に計算しなければならなかたったが、4月からこの区別をなくし、さらにオプション取引も合算対象に加えている。
 
 さらに今年は、ネット専業証券が、積極的に売買する投資家向けに信用取引以外のリスク商品を提供する動きも目立った。リスク商品とは、株価指数先物、オプション、そして外国為替証拠金取引である。2月に日興ビーンズ証券、4月にマネックス証券とイー・トレード証券が外国為替証拠金取引を開始、カブドットコム証券が4月にオプション取引を開始した。6月にはDLJディレクトSFG証券がオプション取引と先物取引を開始する予定である。その他、ネット専業ではないが、岩井証券も5月から先物取引とオプションの売り建ての取扱いを始めている。
 
 その他、最近の傾向として、ネット銀行と提携した入出金サービスが急速に広まってきていることがあげられる。このサービスは、売買代金を証券会社に入金する際に、提携銀行の「リンク型決済」を利用することで、24時間リアルタイムで入金が可能になるというもの(決済のタイミングはサービスによって異なる)。振込手数料が無料になるケースも多い。ほとんどの証券会社で、注文前に売買代金の入金が必要な「完全前受制」をとっているため、注文時に即時入金ができるこのサービスは取引がスムーズに進み大変便利である。現在このサービスが利用できる証券会社は47社中、18社。すでにいくつかの銀行と提携している証券会社が、提携先を拡大するなど利便性が大変高くなってきている。

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